投稿時間:02/06/28(Fri) 22:18 投稿者名:黒猫
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タイトル:Re: 医療ミスで
> 最近、歯の矯正をはじめました。トータルで抜歯を4本しなくては > ならなかったのですが、そのうち一本は、間違った歯を抜かれてし > まいました。歯科医もミスを認めています。 > このようなミスの場合、どこまで、歯科医に保証をお願いしてよい > のか > わからず困っています。 > 抜くはずだった歯は、銀色の冠が全体にかぶせてあって、白い部分 > は > 見えませんが、歯根は残っています。最近では、歯茎と銀色の冠の > 隙間があいて(歯肉があがってしまい)、その隙間は黒ずんでいま > すし、 > 時々うずくので、かなり状態がよくない歯だとおもいます。 > 抜かれた方は、少し銀のかぶせものがありますが、健康な状態の > 歯でした。 > アドバイスよろしくお願いいたします。
非常に難しい問題なので、あくまでも参考程度に収めて下さい。 現在矯正中ということなので、その歯の最終的な治療は、矯正終了後となる かと思います。 その時点で、そこに健康保険適応外の白い歯を入れます。 被せ物は、悪くはならないのですが、その歯の根が経年的に変化しますので 一生の内には数回やり直さなければなりません。 その数回の費用を歯科医が負担する、と言うのが妥当だと思います。 ただし、その歯の悪くなるのを待つかのように、責任や治療費の支払いを 先延ばしにする事は、お互いに良い事では有りませんので、数回のやり 直しに必要な費用を「慰謝料」という形で受け取るのが良い選択では ないでしょうか? 過去の同様な医療事故や、交通事故によって歯を失ったケースでも このような形で解決している事が大多数です。 和解されたケース、判断を司法に委ねたケース、共だいたい同じだと思います。 慰謝料の金額はその歯の治療に掛かる費用に関係しますので、ケースバイ ケースですが、概ね「数十万円」程度が妥当な線ではないでしょうか?
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