投稿時間:01/01/13(Sat) 11:31 投稿者名:黒猫
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タイトル:Re: 歯の詰め物の材料
難しいご質問ですね。 なぜなら、患者さんのおっしゃる「あまり目だたない」には、かなりの 幅で個人差があります。 白っぽいものは詰めるにせよ被せるにせよ、健康保険の範囲で出来ます。 (物によっては犬歯から犬歯までの範囲に限るものもあります) ところが、人間の歯は白ではなくやや黄色であり、尚且つ個人個人で 全く違う色をしています。 歯科医は保険、保険外に係らず出来るだけ自然の色に近づけようと努力 するのですが、健康保険の材料だけでは侭ならない事も有るのです。 また、保険内のものは2〜3年で変色して来る可能性が高いのです。 この時、やり直せば良いと思われるかも知れませんが、やり直す度に 歯に負担がかかりますので、結果的には歯の寿命を縮めかねません。 出来ることなら、もっと良い材料が健康保険の適応になってくれれば 良いのですが、現在の財政では無理でしょう。
ある程度お年を召された方が若い時に歯にもっと手をかけていれば良かった と後悔されているのをおみかけします。 3〜4万円と言うのがどういう処置かはわかりませんが、その金額を支払うのが 可能ならお金をかけた方が良いと思います。 きれいな歯(自然な歯)やきれいな歯並びは、他人からの印象をとっても 良いものにします。 無理の無い範囲でご自分に投資なさって下さい。
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