ご意見を伺いたく、お願い申し上げます。
今日の午後、近くの歯医者さんで前歯の虫歯治療をする予定になって
います。もともと、前歯だけでなく歯並びも、噛み合わせも悪く（前の
上下の歯はかなり下顎を突き出す感じにしないと噛み合いません）て、
特に前歯は出っ歯で、気にしていたのですが、その歯医者さんに、「（
前歯が）かなりねじれて生えていて、それに重なって、後ろに行ってし
まっている隣の歯も虫歯になりやすいから、前歯を2本削って、（プラ
スチックの保険が利くものか、保険は利かないが見た目はほとんど今の
歯と同じセラミックの歯を）被せてみては」と勧められて、その治療の
予定なのです。
でも、前歯1本は虫歯なのですが、痛みはなく、色も黒く見える部分は
わずかで、全く欠けてはいません。上記治療の際にはかなり根元まで削
ることになると聞いています。その歯医者さんには今年4月頃からお世
話になっていて、虫歯になっていた親知らずを3本抜いてもらい、奥歯
の治療（削って、銀の詰め物をしてもらいました）をしてもらいました
が、私が感じたところでは丁寧で、医院もとても清潔で、親知らず抜歯
後も化膿したり、奥歯治療後も痛んだりもしませんでしたし、特に不満
はないのです。（ただ、混雑はしていないのですが、次の診察は急患以
外、いつも約2週間先になってしまうのは仕方ないとはいえ、少し不満
ですが。）でも、悪くないところも削ることに抵抗があって（削ってし
まったら元には戻れないので）、そういう治療は一般的なのか？といろ
いろネットで調べていたところ、辿り着いたのです。
乳歯の頃は歯並びもよく、永久歯になっても歯並びは悪いもののあま
り虫歯にはならなかったので、歯について知らないことが多すぎたので
すが、いろいろ知るにつれ、今は出来れば矯正をしたいと考えています
。また、歯も白く出来ればと思っています。矯正するのならば、削らな
い方が良いのでは？と思うのです。でも、そうなると、虫歯が進行して
しまうのでは？と思いますし、削らない場合にはどう治療するのかを伺
わなかったので、更に不安です。
前回の治療の際に、歯型のようなものを採って、それに2種類の例の歯
のサンプルを被せて説明頂いた時、それが見た目もきれいになって、絶
対ではないけれどほぼ確実な方法と伺ったので、「お願いします」と言
ってしまい、明日は削ったり、歯の色を調べたり、治療に1時間半位か
かると聞いています。でも考えれば考えるほど、削るのは嫌です。自分
の歯で、何とか出来る方法はありますでしょうか？
大変長くなり、重ね重ね恐縮ですが、ご意見をお願い致します。

矯正するであれば、歯は削ってはいけません、
一度、削ったは元に戻りませんが、削らなければならない歯は
削る必要があります。
矯正歯科で歯並びを治すのと、補綴（セトモノの歯で治す）のでは
方法も結果も全く違います。

矯正専門医に相談して話を聞いてみてください。
但し、矯正は時間もかかるし装置も必要です。
メリット・デメリットを認識して決めてください。

削ったり、抜歯する必要がある場合は矯正歯科医は一般歯科医と相談して決定します。

　お返事ありがとうございます。しかし、昨日治療に行きましたところ、神経
を抜かれてしまい、まだ絶望的な気分です。
　診察の時に、前回の治療後からいろいろ考えて、削って、クラウンを被せ
ることに抵抗があること、周りの（特に前歯の）差し歯の人に、被せた場合に
は今のようには噛めなくなってしまう事を聞いて、削ってしまったら元には戻
れないから、この歯で出来る限りやっていきたいので、虫歯の部分は治療し、
その後矯正をしたいと希望を伝えました。
　先生は、削るといってもねじれて出っ張っている部分（右側）と、虫歯の
部分（左側）だけで、全部がなくなる訳ではないことを、前回作った私の歯形
の模型？みたいなので説明してくれたのですが、私はやはり嫌なので、治療す
るとなると、どうするのかを伺いました。その場合は、虫歯の部分を削って、
前歯なので、裏側から白い樹脂を詰める事になると聞いて、それならばそのよ
うにお願いしたいと伝えました。助手の女性も、削るのはいつでも出来るし、
気持ちは判るし、一度矯正の先生にも行ってみたら？とも言って下さり、そう
しようと思っていました。
　そして、治療・・・。かなり痛かったので、麻酔をしました。すると、虫
歯は思ったよりも根が深く、神経まで達していたそうです。その削り終わった
時点で、鏡で見せてもらった時には神経が見えていて、（知らなかったのです
が、）こうなると、もう神経を抜かざるを得ないとのこと・・・。でも、神経
を抜くと、歯は血液が循環しなくなるので、「次第に枯れて」しまうことは、
ネットで多少知っていたものの、まさか痛くも、欠けてもなくて、見た目でも
それ程分からないこの前歯が、神経にまで達する虫歯とも考えてはいなかった
ので、頭が真っ白になってしまいました。でも、神経を抜いてしまったら終わ
りだと思ったので、神経はどうしても抜かなければいけないのか、先程親切な
言葉をかけてくれた助手の方に伺ったところ、図解で、今の自分の歯の状態に
ついて説明して下さり（虫歯かどうかを調べる試薬？みたいのをかけながら慎
重に削っていたこと等も言っていました）、その見えてしまっている神経は、
今は麻酔で分からないけれど、抜かないと、痛くてとても耐えられるものでは
ない事や、抜いてしまうことで、その治療をした部分が黒ずんできたりするこ
とがあること等を伺いました。とても悩み、渋りましたが結局、抜かれてしま
いました・・・。
　次回と、その次位は、その抜いた神経の後の治療などをするようですが、
もう、絶望的な気分です。今は、痛みも何もないのですが、こんなことならば
何もしなければ良かったと、悲しく思っています。今の歯医者さんに不満はな
く、信頼していたのですが、今日の治療前にはレントゲンを撮らなかった（撮
ったのは、初診の3月末頃）こと等もあって、少し、不安に思い始めてしまい
ました。今後のこの前歯が、とても心配です。
　不安があるまま、治療を続けるのも不信感を募らせるばかりだと思います
ので、まず矯正の出来る先生に見て頂いて、今後は納得の上で治療をして頂く
ようにしたいと切に思っています。そして、もう虫歯にならないよう、自分で
予防に努め、定期検診に行こうと心から思っています。

話が、矯正の分野から一般歯科に変わってきたようなので「矯正専門医」さん
にかわり、お話させて頂きます。

> 　お返事ありがとうございます。しかし、昨日治療に行きましたところ、神経
> を抜かれてしまい、まだ絶望的な気分です。
> 　診察の時に、前回の治療後からいろいろ考えて、削って、クラウンを被せ
> ることに抵抗があること、周りの（特に前歯の）差し歯の人に、被せた場合に
> は今のようには噛めなくなってしまう事を聞いて、削ってしまったら元には戻
> れないから、この歯で出来る限りやっていきたいので、虫歯の部分は治療し、
> その後矯正をしたいと希望を伝えました。
> 　先生は、削るといってもねじれて出っ張っている部分（右側）と、虫歯の
> 部分（左側）だけで、全部がなくなる訳ではないことを、前回作った私の歯形
> の模型？みたいなので説明してくれたのですが、私はやはり嫌なので、治療す
> るとなると、どうするのかを伺いました。その場合は、虫歯の部分を削って、
> 前歯なので、裏側から白い樹脂を詰める事になると聞いて、それならばそのよ
> うにお願いしたいと伝えました。助手の女性も、削るのはいつでも出来るし、
> 気持ちは判るし、一度矯正の先生にも行ってみたら？とも言って下さり、そう
> しようと思っていました。

当初の診断、治療方針に関しては実際にお口の中を見ていないのでなんとも言えませんが、
矯正を視野に入れての治療方針の変更としては良い選択だと思います。

> 　そして、治療・・・。かなり痛かったので、麻酔をしました。すると、虫
> 歯は思ったよりも根が深く、神経まで達していたそうです。その削り終わった
> 時点で、鏡で見せてもらった時には神経が見えていて、（知らなかったのです
> が、）こうなると、もう神経を抜かざるを得ないとのこと・・・。でも、神経
> を抜くと、歯は血液が循環しなくなるので、「次第に枯れて」しまうことは、
> ネットで多少知っていたものの、まさか痛くも、欠けてもなくて、見た目でも
> それ程分からないこの前歯が、神経にまで達する虫歯とも考えてはいなかった
> ので、頭が真っ白になってしまいました。でも、神経を抜いてしまったら終わ
> りだと思ったので、神経はどうしても抜かなければいけないのか、先程親切な
> 言葉をかけてくれた助手の方に伺ったところ、図解で、今の自分の歯の状態に
> ついて説明して下さり（虫歯かどうかを調べる試薬？みたいのをかけながら慎
> 重に削っていたこと等も言っていました）、その見えてしまっている神経は、
> 今は麻酔で分からないけれど、抜かないと、痛くてとても耐えられるものでは
> ない事や、抜いてしまうことで、その治療をした部分が黒ずんできたりするこ
> とがあること等を伺いました。とても悩み、渋りましたが結局、抜かれてしま
> いました・・・。

「悩み、渋って（神経を）抜かれた」という事は、貴殿は神経を抜かなかった
方が良かったんでしょうか？
先生や助手さん（衛生士さん？）がおっしゃる通り、そのまま神経を取らないと
激痛がでる可能性が非常に高いのです。
１週間後（？）の次回通院日まで、その歯の痛みを実感すれば神経を取ることに
納得されたんでしょうか？

歯の表面（エナメル質）よりも歯の内部（象牙質）の方が、虫歯の進行は早い
ものです。ゆえに見える部分では小さな虫歯が、中では大きな虫歯になっている事は
良くある事です。
貴殿の場合と同じように、虫歯の治療で歯（虫歯の部分）を削っていって神経の
所まで行ってしまい、神経を取るという事も良くあることです。

治療行為の中で神経をとるはめになった訳ではありません。
虫歯がそこまで進行していたのです。
貴殿の歯が、必然的に神経を取らざるをえない状態だったのです。
今まで痛みが無かったから、虫歯では無かったわけではありません。

貴殿以外でも、「神経を抜かれた」「歯を抜かれた」とよく表現されますが、
悲しくなります。(T.T)
歯科医は患者さんが「痛くない」「良く噛める」状況を目指して、治療を行っています。
患者さんの為の治療なのに患者さんが「被害者」意識をもたれるのはいかがでしょう？
「神経を取ってもらった」のではないのですか？

> 　次回と、その次位は、その抜いた神経の後の治療などをするようですが、
> もう、絶望的な気分です。今は、痛みも何もないのですが、こんなことならば
> 何もしなければ良かったと、悲しく思っています。今の歯医者さんに不満はな
> く、信頼していたのですが、今日の治療前にはレントゲンを撮らなかった（撮
> ったのは、初診の3月末頃）こと等もあって、少し、不安に思い始めてしまい
> ました。今後のこの前歯が、とても心配です。

歯は立体的なものですが、レントゲンは平面的にしか写りません。
レントゲンで全てが解る訳ではありません。
虫歯の進行状況などが、正確に解るものでもありません。

虫歯がそこにあることはレントゲンで解ることが多いのですが、虫歯の深さ、
大きさは実際に削ってみないと解らない事が多いのです。
３ヶ月前に撮影されていれば、歯の形や根の長さ、諸々の事は既にわかっていますので、
必ずしもレントゲンが必要ではありません。
実際に削っていけば、レントゲンよりも正確に虫歯の深さ、大きさがわかるの
ですから・・・・

「何もしなければ良かった・・」んですか？
歯科医が治療しなくても、そこには「虫歯」が有ったんですよ。
歯科医が虫歯を発見しなければ、「虫歯が無い」訳では無いんですよ。

治療の内容を貴殿に納得させられなかったのは、貴殿の主治医の責任かも知れませんが、
もう少し冷静に考えて下さい。
不安の持って行き場が見つからないのでしょうが、その「虫歯」は、貴殿が
作った物で、歯科医が作ったのではありませんから・・・

> 　不安があるまま、治療を続けるのも不信感を募らせるばかりだと思います
> ので、まず矯正の出来る先生に見て頂いて、今後は納得の上で治療をして頂く
> ようにしたいと切に思っています。そして、もう虫歯にならないよう、自分で
> 予防に努め、定期検診に行こうと心から思っています。

もう少し違った動機で、「予防・定期検診」に意識を持って頂ければ、主治医の
先生も嬉しいと思います。

　お返事どうもありがとうございます。
　先生のおっしゃることは、大変よく分かります。無理解で感情的な、「削
られて」「神経を抜かれて」等、勝手なことを言って申し訳ありません。「〜
される」という受動的な表現はどうかとは考えたのですが、矯正する方向で治
療をお願いしたのですが、治療に選択肢はなかったので、私の感じたままに書
いてしまいました。客観的に見れば、「虫歯の部分を、慎重に削って頂いたの
ですが、神経に達していたので、神経を抜かざるを得なかった」・・・ですよ
ね。自分の、しかも気にしている前歯のことなので、感情移入してしまって、
他に選択肢はなかったのかなぁ、ひょっとしたら（ありえないこととはいえ）
治ったんじゃないかなぁ？！、と思い悩んでしまったのです。

　子供の頃からあまり歯医者さんにお世話になったことがなくて、3月末に治
療を始めるまで（その時も特に痛いところは無くて、地元で遅くまでやってい
る歯医者さんをたまたま見つけたので、飛び込みで入って、定期検診のつもり
で診て頂いたのです）は、前歯の虫歯にすら気付いていなくて、レントゲンを
撮って頂き、親不知と、奥歯と、前歯が虫歯と教えて頂いて、びっくりして、
悪いところは早い内に治療して頂きたくて、それから通い始めたのです。初め
に書かせて頂いた通り、丁寧で、医院もとても清潔で、先生も助手の方も看護
婦さんも感じ良くて、親不知抜歯後も化膿したり、奥歯治療後も痛んだりもし
ませんでしたし、特に不満はないどころか、どちらかと言えば信頼し切って（
良いか悪いか、多分悪いのでしょうが、先生にお任せしますと言う考えでした
）いたのです。だからこそ、当初は削って、被せてみたら、見た目にもきれい
になるし、絶対ではないけれどベストに近い方法では、という先生の提案に、
一も二もなくお願いしたのです。
　しかし、周りに「プラスチックと、セラミックとどちらがいいかなぁ」（
始めはそういう悩みだったんです）と話してみたら、削ったら元には戻れない
んだよ、と言う意見が多くて（5人中5人・・・まず母に話したら猛反対されて
、不安になって更に周りに聞いた所、皆何かしら自分の前歯＝治療済に不都合
を感じていて、好意的な意見が無かった）、不安になってネットで調べたとこ
ろ、多くの歯医者さんが情報発信をしていらっしゃるので、いろいろ学ぶこと
が出来たのです。その中で、怖いと思っていた矯正だけれど、前から気にして
いた歯並びや噛み合わせを治せるのなら、一生のことだし、デメリットも含め
て真剣に考えてみようかな、と思い始めたのです。また、歯の大事さも十二分
に理解できて、だからこそ自分の歯で出来るのならば、可能な限り削らないで
お願いしたいと思ったのです。「枯れてしまったようになる」事がわかってい
るのに、一瞬の内に自分の意思（＝治療すること）で、神経を抜いて頂くこと
は、決められなかったんです。そんな大した事じゃないのかもしれませんが、
経験も無いし、わからないし、ほんとに怖かったんです。
　何だか言い訳のようになってしまいました。

　でも、治療は、わからないことは先生やスタッフの方に質問して、相談し
て、納得のいく治療をして頂く、という考えは間違っていませんよね？とはい
え、診察台の上で即断するのも、選択肢が不可逆的なものの場合、少し考える
時間を頂いて、出直させて下さいと言うのは難しいかな・・・自分は良いけど
、先生にも迷惑がかかってしまいますものね・・・。

　長くなってしまって申し訳ありません。だけど、本当にいろいろ学ぶこと
が出来て良かったと思っています。これからでも、歯を大事にしなければ！ま
た言い訳のようですが、3月末に虫歯を発見して頂いて以来、食後は歯磨きを
するよう心がけたり、頑張ってるんですよ〜（なっちゃんの真似？）。

　ご意見ありがとうございました。