投稿時間:00/12/30(Sat) 00:14 投稿者名:黒猫
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タイトル:Re: 歯の色に関して
こんにちは、このサイトの運営をしております黒猫と申します。 サイトに対して良い評価を頂き、光栄に思います。 神経(正しくは神経や血管を含む歯髄といいます)を抜いた歯は年月により だんだん黄色からグレーに変色してきます。 白い歯を取り戻すにはいくつかの方法があります。 1つは歯を削って冠を被せる方法です。 材質により数種類あります。 レジンジャケット冠(樹脂の冠で保険内)、レジン前装冠(金属冠の前に前出のレジン樹脂を張ったもので保険内) ポーセレンジャケット冠(磁器の一種でいわゆる焼き物、保険外、7〜12万円程度) ポーセレン前装冠(金属冠の前に磁器を焼き付けた物、保険外、7〜12万円程度) いずれも保険内のものは数年で変色の可能性が大です。 次の方法は、被せる冠より歯を削る量を少なくする方法としてポーセレンベニアと いうのがあります。 歯の前(見える部分)だけを削って薄いポーセレンを接着材で貼り付けるものです。 これも保険外で5〜12万円程度です。 最後に漂白という方法です。 これも保険外で、料金はまちまちです。 1本につき1回数千円という形から、数本あるいは十数本を何回かセットで 数万円から数十万円という形までいろいろあります。 また、使用する薬剤、機材により値段に幅があります。
個人差や個々の歯によって違うのではっきりとは言えませんが、神経を抜いた歯には 最初の冠を被せる方法か、2番目のポーセレンベニアが適応だと思われます。 また、全体に黄色くなって気になるようでしたら、最後の漂白という方法が 適応でしょう。 いずれも安全だと思います。
通院中の歯科医院で治療内容の説明をお聞きになり、納得されて治療を受けられ て下さい。 いずれの方法でも治療にはデメリットが付き物ですので、その部分の説明を 良くお聞きになられると良いと思います。
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