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一 括 講 読

投稿時間:03/01/28(Tue) 17:32
投稿者名:ぴよ
Eメール:piyo@zaa.att.ne.jp
URL :
タイトル:2才の虫歯治療について
2歳の子が虫歯になりました。
最初は前歯に点だったのですが、
歯医者さんにつれていってもフッ素を
ぬってくれるだけでした。
その後、うちでは歯磨きを念入りにして
歯磨きの後、脱脂綿でのこりのしこうをふきとり、
そのあとフッ素を毎日ぬっていたのにもかかわらず
どんどんふえていってしまっています。
奥歯にひとつできたらその後はそのとなりのおくばも
虫歯です。
歯医者さんにそのたびいっても、
4歳くらいになってものすごい虫歯になってきたら
治療しましょう、といってフッ素をぬって
いただくだけですが、
なんとか進行をとめる手段はないものでしょうか?

また、なんとか小さいうちにけずっても
またそこからどんどん大きくなっていくだけなのでしょうか?

どうにか手段がないものかと思っています。
子供は2歳ですが、歯医者さんは怖くないらしく
口を大きくあけてみせたりはしています。

なんとか手段をお教え下さい。
宜しくお願いいたします。

投稿時間:03/01/30(Thu) 14:11
投稿者名:ドクターY
Eメール:ino@kdent.net
URL :
タイトル:Re: 2才の虫歯治療について
こんにちは、私は小児歯科を行っている歯医者です。
3歳未満のお子様の治療は難しい場合が少なくありません。大人と違って麻酔や歯を削るだけでも泣いて暴れる場合がほとんどです。3歳以降になると他人と上手に会話できるようになり、上手に治療を受けてくれる子も増えてきます。従って、3歳未満では虫歯の進行止めの薬(サホライドといいます)を塗ります。そして、3歳以降に治療の練習を何回か繰り替えし、歯を削らせてもらえるようになったら削る治療を開始するという方法があります。しかし、サホライドは歯が真っ黒くなるという欠点があります。従って、歯が黒くなるのがいやという方には不向きです。進行止めでないフッ素という薬では、虫歯の進行はとめられません。あるいは、ある程度虫歯を削って白いレジンやセメントというものを詰めておくという方法もあります。これは虫歯の深い部分を残しての治療で、その後神経が死んだり、歯の根に膿をもったりすることもありるのが欠点です。この治療をした場合も、3歳以降に削れるようになってから治療をやり直す必要があります。それ以外の方法として、体を数人で抑制して歯を削って治療するという方法もあります。早急に治療しなければならないときは、この方法で行います。がこれを行うと歯の治療に常に恐怖をもつ人もいます。また、全身麻酔していっぺんに全部の虫歯を治療するという方法もあります。これは大きな病院で行っています。どういう方法が良いかは歯科医と相談してください。



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